【ご挨拶】
代表取締役 岡野安暢
ここ数年で、グローバル競争の構図は大きく変化しました。
かつて、世界を席巻したモノやサービスを多数開発し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として世界からも称賛されていた日本企業ですが、もはやその座はアジアの新興勢力に採って代わられ、新興国企業からの激しい追撃にさらされています。日本の伝統的な有名大企業が新興国の企業に買収されるなどといった少し前では考えられなかった出来事も起きています。
この変化の激しい時代を生き抜くには、自らの変革スピードを加速させて、世界中の企業や人と協調し、自らも持続的な成長を遂げる必要があります。また、ここ数年の日本人の多くは、大企業への依存体質が長く続き、新しい価値を自らの力で創造するベンチャー精神が欠けていたように感じます。しかし、今後の新しい時代において、旧態依然としたビジネスに依存を続けていても課題は山積するばかりで、将来、難しい舵取りに迫られるでしょう。今、新しい価値を生み出し、創業利益にチャレンジするベンンチャー精神の強化が求められています。世界に目を向けると、資産を殆ど持たないベンチャー企業が、自社の強みとマーケティングを活かした斬新なビジネスモデルで既存の市場を席捲し、伝統的な企業や業界の存在までも脅かす、といった“イノベーション”がさまざまな業界で起きています。 例えば、自社で不動産を一つも持つことなく世界最大のホテル業となったAirbnbや自動車を1台も保有することなく世界最大のタクシー会社となったUberなどが、まさにその一例です。さまざまなデジタルテクノロジーも相次いで登場する中、ビジネスのやり方、あるいは企業のあり方そのものを変革させています。デジタルテクノロジーを効果的に活用し、オープンイノベーションをマーケティングやモノづくりなど、あらゆる局面で実践することこそが、これからの時代を生き残る秘訣といっても過言ではありません。
私たち、ジャパンクオリティ株式会社は、かつてのMade in Japanの考え方ではなく、世界と協調しながら自らをも活かす「和を以て貴しとなす」の精神が今こそ必要と考えています。世界と協調し、リアルに実行支援する次世代コンサルティングファームとして新しい価値を創造致します。当社に一層のご期待とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ジャパンクオリティ株式会社
(旧:岡野アイエスコンサルティング株式会社)
代表代表取締役 岡野安暢