【イノベーションの必要性】
日本経済は、長く続いた停滞期を脱し回復基調にありますが、中長期的な人口減少、国際競争の激化、社会システム全体の変化、環境・エネルギー問題など多くの課題に直面しています。私たち日系企業は、こうした課題を克服し、持続的で発展的な経営を実現するためには、イノベーションによる大きな変革が不可欠です。
世界では今、「インダストリアル・インターネット」といったキーワードで呼ばれる新たな技術革新「第4次産業革命」の波が押し寄せています。日本でも、将来へ向けた対応として、第4次産業革命の中核「IoT」の普及によって経済成長に繋げようとする政府の動きが活発になっています。「未来投資に向けた官民対話」では、安倍総理大臣が世界に先駆けた第四次産業革命の実現と、そのためのオープンイノベーションの実践、日本が強みを持つ分野でのデータ利活用の重要性を訴え、企業から大学・研究開発法人への投資を今後10年間で3倍に増やすという目標を表明しています。
日本に対する世界の高い評価、そして期待は決して低くはありません。天然資源の乏しい日本が、様々なイノベーションによって技術立国となり、急速な経済成長を遂げ、世界有数の経済大国となってきたことは、世界中の誰もが知るところです。その課程で培われてきた品質、技術、新素材などの製品開発から、改善、生産管理、品質管理、生産性向上に至るまで、様々な日本発のイノベーションは世界へと広がり活用されています。しかし、日本の多くの企業幹部たちが、今後の世界の変化を認識し、それに向けて十分に対応しているとは言い切れない現状です。近年は、リスク回避を何よりも重要視する傾向が強く、グローバル展開や改革よりもまずは現状安定維持とする企業が多いのが実情です。時代の変化はある日突然やってくるのではありません。それは徐々に進行し、何もしない状態でいると、変化に気付いた時には時すでに遅しとなるケースがあります。イノベーションには戦略的で明確なアプローチが必要です。ジャパンクオリティ株式会社は、様々な手法を用いて貴社イノベーションの支援を致します。(一部引用:経済産業省、GE)