【グローバル戦略支援】
グローバル戦略の成功法則を教えます
数年前より、「当社はこれからグローバル展開します」こんなフレーズをよく耳にします。国内の少子高齢化、人口問題もあって、多くの日本企業は海外展開を事業計画に盛り込もうとしていると思います。しかしながら、実際に具体的なプランを考え、グローバル展開しているケースは思ったほど多くはありません。これまで国内ビジネスだけに専念していきた内需型の事業者は、海外でも同じく内需型ビジネスの延長で事業計画を立てがちです。理由は幾つかありますが、弊社の当プログラムをご受講頂くとグローバル展開の成功法則が見えてきます。大企業の殆どは、既にグローバル展開は進んでいますが、中小企業では基本的にグローバル展開の理解不足やリソース不足などの問題で計画を断念されているケースをよく見かけます。しかし、将来、日本国内マーケットだけを頼りにビジネスをするのは不可能となりますので、今、グローバル展開の基本をしっかりと理解をしておくべきでしょう。当プログラムは、今後の御社の事業継続、そして発展に対して、大きなインパクトとなるプログラムです。
❖なぜグローバル戦略が必要なのか
グローバル展開というと何となくカッコいいイメージがあり、自社のブランド向上としても、世界で通用するプロダクトが欲しいと思っている経営者も少なく無いと思います。その一方で、イメージだけに頼らない本質的なビジネス展開をする必要性、ロジカルな理由が幾つかあります。
●マーケット規模は比較にならない
国内と海外の市場規模を比べてみますと、日本とアジア諸国だけの比較でも10倍程違います。また数年前に比べますとアジアの購買力は圧倒的に高くなっています。単純に考えると「同じ経営努力をするのであれば、リターンの大きいマーケットの方が良い」ことになります。また、日本企業と米国企業の違いの一つは、ターゲットにするマーケット範囲の差と考えています。日本企業の大半は日本の市場のみを対象としているのに対し、アメリカの企業は、スタートアップ時点から世界市場を視野に入れています。この利点は想像以上に大きく効果的です。日本のGDPはここ20年は横ばいである理由は、そんな意識の差にも理由が隠されていると考えています。
●プロダクトフォーカスができる
グローバル市場でビジネス展開をする最大のメリットはプロダクトをフォーカス出来る事ではないでしょうか。例として日米のテクノロジー関連企業のサービスについて比較してみましょう。例えば日本でもユーザーが多いアップルなどの米国企業が提供するサービスは基本的には一つしかありません。成功しているこれらの企業が提供しているのは”たった一つ”のサービスなのです。日本企業が得意とするいわゆる”柱を多く”している企業はあまり多くありません。一方で日本の同じ業界の会社で、”これだけ” を提供しつづけ、長期的に会社を成長させられる会社は非常に少ないと思います。日本の大手IT企業は次から次へと様々なサービスをリリースしていますが、何故でしょうか?その答えは簡単で、日本国内では様々な社会的要因があり、一つのサービスの収益だけだと会社の経営を支えられないからです。経営者は極度のストレスを抱え、スタッフの多くは残業し、幾つかのサービスを展開してやっと一つの会社が成り立っているのが日本企業の現状です。つまり日本企業の多くは、まるでいくつかの副業を掛け持ちしてやっと生活が出来ている状態に近い状態です。そのため様々な面で集中できなくなり、一つ一つの仕事に対してのクオリティーが下がり、世界の競合には勝てなくなってしまいます。もしもこれが一つのプロダクトにフォーカスする事が出来れば,最適な人材や資金、そしてノウハウが集まり、蓄積され、ブランド化が進む事で、自ずとプロダクトのクオリティも高いものになります。そして会社は余裕のある経営、楽しい職場、社会貢献を軸としたビジョンを本当の意味で実現する事が可能になるのだと考えています。グローバル市場を手に入れる事で、起業家にとってみれば当初掲げていたビジョンを実現することが可能になります。一方、内需だけで経営を進めていくのであれば、やはり多角的なサービス展開と地道なマネタイズを軸とした経営にならざるを得ないので、海外プロダクトに差を付けられてしまいます。
●資金と人材が集まりやすい
日本と米国のVCの投資金額総額は10倍以上違います。10倍の投資をして貰えるのであれば単純に10倍の市場を相手にすることも可能になります。日本市場だけが相手だったら1億円集める事がやっとだったとしても、世界レベルで展開可能であれば、自ずと想定されるリターンも大きくなり、調達出来る資金の額も大きくなりやい。そして人材も集まりやすくなります。世界レベルで事業展開すれば世界レベルでの人材確保も可能になります。給料だけではなく、その会社のビジョンや今後の可能性、社会的な影響力に魅力を感じて集まってくる優秀な海外の人材は少なくありません。もちろんそこには優れた能力やリーダーシップ、マネージメントが必要となりますが、もしグローバルで優秀な人材を惹き付ける事が出来れば、強いチームを作り、魅力的なプロダクトを生み出す事ができるようになります。